70: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2019/10/03(木) 21:17:11.36 ID:wT2tO75h0
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清路市内某所
雪菜「へぇ、なるほどぉ」
のあ「あなた」
雪菜「なんですかぁ?」
のあ「今は何をしているのかしら」
雪菜「メイクの勉強ですよぉ。もしかして、退屈ですかぁ?」
のあ「いいえ、必死に考えているわ」
雪菜「退屈で死にそうなら良かったのに、ふふっ」
のあ「悪趣味ね」
雪菜「早く来ないかなぁ、ねぇ、そう思いませんかぁ?」
のあ「そう願いたいところだけれど、厳しいわね」
雪菜「そうですかぁ?」
のあ「ここがどこかも、あなたが犯人であることも、例え目撃者がいたとしてもあなたに辿り着かない」
雪菜「いいえ、必ずわかりますよ」
のあ「その根拠は何かしら」
雪菜「推理させてあげますよぉ。必死に考えてください、探偵さん?」
のあ「……」
雪菜「話は終わりですかぁ?」
のあ「あなたと、希砂二島で会ったのは偶然かしら」
雪菜「誰がですか?」
のあ「私が、よ。あなたが糸を引いたことならば、あなたの意思があるはずよ」
雪菜「思い上がりですよぉ」
のあ「どういう意味かしら」
雪菜「あなたが来るかどうかは重要じゃないですから」
のあ「私には意味がわからない」
雪菜「質問に答えていませんでしたねぇ、意図はありましたよぉ。完全な偶然じゃありません」
のあ「矛盾しているような気がするのだけれど」
雪菜「来てくれたことで、この場面を私で作ることは出来ました。感謝しますよぉ」
のあ「流石の私でも、藤居朋と杉坂海を失ったあなたを疑うのは難しい」
雪菜「探偵さん、ちゃんと考えないとダメですよぉ?」
のあ「そうね、あなたの正体について少し考えるわ」
雪菜「どうぞ、ご自由に。大切な人質ですからぁ、体調だけは気をつけてくださいねぇ」
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