井村雪菜「高峯のあの事件簿・高峯のあの失踪」
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5: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2019/10/03(木) 20:19:59.84 ID:H1ozWFRS0
真奈美「ウワサをすれば、何とやらだな」

まゆ「のあさん、お帰りなさい……あら?」

のあ「ただいまと言ったけれど、すぐに出るわ」

まゆ「のあさん……お髪を……」

真奈美「下の美容室に行っていたのか?」

のあ「ええ、優にまとめてもらったわ」

太田優
高峯ビル1階の美容室勤務の美容師。のあの美しい髪を維持する責任者。

まゆ「珍しいですねぇ」

のあ「大変だもの」

真奈美「髪質が特殊だものな、流れること絹のごとし」

のあ「優も流石プロね、そんな私の髪もまとまったわ」

まゆ「素敵ですねぇ、まゆも優さんに教えてもらおうかな……」

のあ「いいわね、まゆならどんな髪型も似合うわ」

真奈美「佐久間君のではなく、のあの髪をいじるためだと思うが」

のあ「まゆ、そうなの?」

まゆ「どっちもですよぉ」

のあ「どちらにせよ、まゆが優をご飯に招待すれば教えてくれるでしょう」

まゆ「のあさんは、なぜお髪を直してもらったんですかぁ?」

のあ「私は女性としては背が高いわ」

真奈美「男性の平均近いものな」

のあ「真奈美よりは低いけれど」

まゆ「えっと……」

のあ「この髪も結構重さがあるのよ、揺れると視界に入ることがあるわ」

まゆ「のあさん……?」

のあ「かけがえのない一瞬を楽しむために、時には自分のスタイルを変えるわ」

真奈美「佐久間君、わかったか?」

まゆ「もしかして……みくちゃんのライブのためですか」

のあ「その通りだけれど。それしかないでしょう」

まゆ「やっぱり……」



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