井村雪菜「高峯のあの事件簿・高峯のあの失踪」
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33: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2019/10/03(木) 20:41:59.97 ID:H1ozWFRS0
瞳子「何かわかりましたか」

のあ「結論を出すには早い。管理人に話を聞いてくるわ」

瞳子「一緒に行きましょうか」

のあ「1人でいいわ。お話を続けていて」

真奈美「そうか」

のあ「ひとつだけ」

瞳子「なんでしょう?」

のあ「私は曽祖父の代まで日本人よ、それより前は知らないけれど」

真奈美「聞いていたのか」

瞳子「行ってしまいましたね」

真奈美「マイペースだな」

瞳子「はい。少しだけ羨ましい」

真奈美「大丈夫なのか?」

瞳子「何がでしょうか」

真奈美「部屋の中、見られても問題ないのか?」

瞳子「はい。物も多くありませんから」

真奈美「物が少ないな、昔からか」

瞳子「引っ越しの時に物を整理したので。熱帯魚の水槽も小さくしました」

真奈美「引っ越してきてから間もないのか」

瞳子「4ヶ月くらいでしょうか。前のアパートには8年くらいいたので、整理は大変でした」

真奈美「随分と長くいたんだな」

瞳子「あそこに見えるビルも改装が終わっていなかったんですよ」

真奈美「……」

瞳子「木場さん、何か」

真奈美「ちょっと失礼。私もベランダに出てもいいか」

瞳子「いいですけど……」

真奈美「……フムン」

瞳子「あの……」

真奈美「なるほどな」

瞳子「何かありましたか」

真奈美「見られているのは確かのようだな」

瞳子「え?」

真奈美「カーテンは閉めておこう、いいかな」




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