【バンドリ×けいおん】唯「バンドリ?」香澄「けいおん?」
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306: ◆64sUtuLf3A[sage saga]
2019/10/03(木) 02:09:42.30 ID:10IwYkZZo
 ――!!! ーーーー♪♪

 重厚なサウンドに合わせ、蘭の力強い歌声が会場中に響き渡る。

 何者にも縛られず、何時の日も変わらずにいる事を誓うように蘭は歌い続け、その歌に呼応するように、会場中からは大きな歓声が飛んでいた。


 ――すっげええええ!! Afterglow! いいぞーー!!

 ――みんなかっこいいよ!! もっと燃えさせてぇぇぇぇ!!!


澪「蘭ちゃん……凄いな、これが、Afterglow……!」

律「ははははっ! すげー! 昔を思い出すなぁ、この感じ……♪」

澪「ああ……!」

律「澪が気に入るのも分かるよ、こんなロックな歌をここまで歌えるなんて、Afterglow、確かに良いバンドだわ」

澪「うん……私も思い出したよ……律と一緒に音楽をやり始めた頃の楽しさを……」

律「へへへっ、やっぱロックはこうでなくっちゃな……! うおおおーーーー!!! Afterglow!! いいぞーーーっっ!!!」

澪「うんっっ!! Afterglow!! さいっっこうだあああああーーー!!!」

 2人はあらん限りの声を上げ、会場の熱狂に乗じていた。

 自分達の『今』を歌う少女達の演奏は確実に澪と律、双方に心を鷲掴み、その耳を虜にしていく。

 『今』を生きるその輝きこそが彼女達の全てであり、その歌は、自分達の存在を世界に突き付ける、まさに決意表明とも言える歌だった。

 そのロックに溢れる歌詞は絶えず2人の心を強く揺さぶり続け、歳を取って落ち着いた筈の熱が胸に蘇りつつあるのを、この時、2人は確かに感じていた――。


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