【バンドリ×けいおん】唯「バンドリ?」香澄「けいおん?」
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274: ◆64sUtuLf3A[sage saga]
2019/10/03(木) 01:27:30.04 ID:10IwYkZZo
律「うわっ! ひ、光った!」

唯「えー? 私からじゃうまく見れないよぉ〜」

澪「凄い……一見すると無地のTシャツなのにこんなに明るくなって……これ、LEDで光るTシャツだったんですね」

紬「このデザインは……懐かしいわ……学園祭ライブのTシャツですね」

梓「わぁぁ……凄く、凄く良い衣装ですよ、これ!」

さわ子「ふふっ、みんなのその顔が見たかったわぁ……」

 さわ子が用意した衣装、それは無地の白いTシャツに紫色の星が黄色く縁取られたデザインが施され、その前面には大きく『HTT』という文字が描かれた、唯達にとって思い出のTシャツだった。

 まさしくそれは10年前、放課後ティータイムが高校最後の学園祭で演奏した際に着ていた衣装を再現したものであったが……。

 しかし、それは単なる再現ではなく、Tシャツの各所にLEDが埋め込まれ、スイッチ一つで発光するという、10年前よりも遥かに進化した衣装となっていた。


さわ子「苦労したのよー、1週間しか時間なかったんだし、今日なんてもう寝ずに仕上げてそのまま来たってわけ」

律「さわちゃん……」

澪「先生……あ、ありがとう、ございます!」

紬「ステキな衣装ですね……ありがたく着させてもらいますっ!」

さわ子「ええ、私にここまでさせたんだから頑張りなさいよー? みんなの演奏、あなた達の元顧問として……軽音部の先輩として、しっかりと観させてもらうからね」

唯「さわちゃん先生……」

さわ子「唯ちゃん、あなたの歌も、楽しみにしてるわね」

 疲労の中にも確かな期待が宿るさわ子の眼に、全員の顔が強く引き締まる。

 それと同時に、さわ子と過ごしたかつての記憶が律達の中で思い起こされていた……。


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