【バンドリ×けいおん】唯「バンドリ?」香澄「けいおん?」
1- 20
176: ◆64sUtuLf3A[sage saga]
2019/10/02(水) 23:22:54.18 ID:2rXBvp8co
さわ子「あの時はまさか、昔のメンバーと歌うことになるなんて思いもしなかったわ……ほんと、人生、何がきっかけになるか分からないものよね」

紬「さわ子先生……」

さわ子「ふふふっ、だからまぁ……無理だなんて思わなくても良いんじゃないの? きっかけなんて、案外すぐ近くにあると思うし……ね」

紬「はい……きっとそうだと……思います」

 優しく諭すさわ子の声にそれぞれが頷いていた。


さわ子「さ、堅苦しい話はこのぐらいにして、今日はまだまだ飲むわよ〜〜♪ 唯ちゃん、りっちゃん! ほら澪ちゃんも、お酒が進んでないんじゃない?」

唯「え〜〜、それ、アルハラですよぉ先生〜」

さわ子「甘えたこと言わないの〜」

律「へへっ……おうよ! 厳しい芸能界の縦社会で鍛えた肝臓、見せてやんぜっ」

澪「ぅぅ……わ、私、頭痛くなってきた……」

梓「ふふっ、先生、本当に楽しそうですね……」

紬「ええ……さわ子先生も、私達とこうしてお酒を飲み合うの、凄く楽しみにしてくれてたのよね……」

 真面目な顔から一変し、飲みの空気に気持ちを切り替える先輩。

 そんな先輩の意を汲むように、顔をしかめつつも相次いで酒を呷る後輩達だった。


 また、昔のように皆で演奏が出来る日が来るかも知れない。

 それがいつになるのかは分からないが、そう遠くないといいなと。

 そんな想いが、彼女達の心に宿る。


 ……そして、その想いは、意外な形で実現することを、この時の彼女達はまだ、知る由もなかった――。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
392Res/454.37 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice