【バンドリ×けいおん】唯「バンドリ?」香澄「けいおん?」
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147: ◆64sUtuLf3A[sage saga]
2019/10/02(水) 22:53:31.68 ID:2rXBvp8co
たえ「じゃあ、唯さんはその頃からずっと、ギターを続けていたんですね」

唯「うん、大人になってからはなかなかみんなには会えないんだけど、それでもギターだけはずっと続けてるんだ」

唯「……今の私がこうして昔と変わらず私でい続けられるのは、きっと、軽音部のみんなと、ギー太のおかげだと思うから……さ」

有咲(……ギー太?)

唯「ふふふっ……バンドって、音楽って、楽しいよね♪」

香澄「はいっ! 有咲の蔵でこのギターに出会って……それで私、音楽をやるようになって……有咲やりみりん、さーや、おたえ……色んな人に出会えたから……」

香澄「――私、バンドも音楽も大好きですっ!」

唯「香澄ちゃん……」

 まるで咲き誇るように輝いた笑顔で香澄は言う。

 純粋に音楽を愛し、仲間と共に音を紡ぐ喜びを、感動を、楽しさを……香澄達は知っている。

 だからこそ、あんなにも輝いた笑顔で言えるのだろう。

 その笑顔に、かつての自分の姿を重ねながら、唯は優しく頷いていた。


有咲「香澄のやつ……へっ……照れるじゃねーか」

たえ「私もだよ、香澄……香澄に、みんなに会えて、バンドが組めて、本当に良かったって思ってる」

りみ「私も……香澄ちゃんに出会えなかったら、きっとこんなに楽しい生活、送れてなかったと思うな……」

沙綾「香澄がいなかったら、私、きっと今もあの時のこと、後悔してばかりいただろうからね……」

沙綾「香澄には……ううん、香澄だけじゃない、みんなにはいくらお礼を言っても言い足りないぐらい、感謝してるよ」

香澄「みんな……!」

唯「……ふふっ、みんな、いい子達だね……」

唯(私も、みんなに会いたくなっちゃったな……)

 楽しく笑いあう香澄達の姿を見ながら、この後開かれる同窓会の事を心待ちにする唯だった。


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