【バンドリ×けいおん】唯「バンドリ?」香澄「けいおん?」
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104: ◆64sUtuLf3A[sage saga]
2019/10/02(水) 22:12:38.21 ID:2rXBvp8co
友希那父「彼女の両親は、私が音楽をやってた頃の恩人なんだよ……まったく、一体何を勘違いしているんだ……友希那」

友希那「なっ……!!」

 父から発せられる、意外過ぎる言葉。

 決して嘘を言っているようには見えない梓と父の顔を見て、2人のその言葉が真実だと言うことを確信する。

 そして、自分が今の今まで何をしでかしていたのかを振り返り、友希那は大慌てで梓に頭を下げていた。


友希那「ご、ごめんなさいっ……まさか、お父さんの知り合いの娘さんだなんて……知らなくて……」

梓「ううん……いいんですよ、顔を上げて下さい」

燐子「友希那さんのお父様のお知り合いの娘さん……そう……だったんですね」

リサ「いやぁー、まさか、そういう事だったとはねぇー」

あこ「ご、ごめんなさいっ! あこが変なこと言っちゃったから、友希那さん、本気でそう思っちゃったみたいで……」

リサ「いやいや、あこ、さっきはつい怒っちゃったけど、私的にはグッジョブだよ♪」

紗夜「宇田川さん、これに懲りたら、まずは発言の前に自分の言おうとしてることを一度考え直したほうがいいわ……そうでなくても、あなたは不用意な言葉が多いんですから」

あこ「はーい、反省します……」

リサ「ふふふっ、しっかしさー、中野さんとお父さんが仲良く話してるのを見てそう考えちゃうって事は……友希那ってば、本っっっ当にお父さんのこと、大切に想ってるんだね〜」

友希那「…………っっっっっっ!!」

 茶化すリサの言葉に友希那は涙目になり、耳まで顔を赤くする。

 事もあろうか自分は、父の恩人の娘のことを、まるで父の不倫相手か何かだと勘違いし、詰め寄ってしまうとは……。

 穴があったら奥深くまで入ってそのまま一生を終えてしまいたいと、そう思うぐらい恥ずかしい事をしてしまったと後悔する友希那だった。


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