貴方「安価でヒロインを攻略するまどか☆マギカ?」
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987: ◆xjSC8AOvWI[sage saga]
2021/03/09(火) 03:22:58.76 ID:sawaQRkQ0
貴方「わ、悪いけど、覚えがないな……」
そう言うと、まどかは立ち上がる。
後ろに回ったかと思うと、小さな手に頭を撫で回された。
まどか「頭を打って記憶喪失とかってよくあるけど……本当に怪我じゃないんだね」
まどか「じゃあ、何のせい? どこが悪いんだろう……?」
貴方「さ、さあ……」
どこも痛くはないし、向こうが冗談言ってるとしか思えないんだが、
ナデナデされてるようでちょっと照れてしまう。
……と、そんなことを考えてたら、風が吹いてきた。
貴方「な、なんか風強くない? 窓――あ、あれ!? 閉まってるのに!!?」
まどか「忘れたままなんて嫌だよ……! わたしが、わたしが治してあげなきゃ……! もっと集中――――――!」
室内を吹き荒れる風は急激に強さを増した。
――――天気の良い午前中、密室の保健室に竜巻が発生した。
▼貴方はバラバラになった!
DEAD END.女神の殺人的治療
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…素直がイチバン、とは限らない?
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――――
――――
貴方「……お、思い出したよ! 付き合ってたし、毎日登校してた……!」
まどか「! うん。よかったぁ、思い出してくれて! このままだったらどうしようかって怖かったの!」
まどか「……じゃあ、先に教室戻ってるね?」
貴方「あ、うん……」
貴方「…………」
どおおおうすんだこれ!!? なぜか成り行き的に恋人になったんだけど!!?
貴方(この経緯はあんまり嬉しくないけど……でも、案外悪くもないかもなあ)
貴方(ナデナデされてしまった……)
残りのクラスメイトもいるのが怖いけど、とりあえずもう寝てしまおう。寝て現実逃避しよう。
実は後で教室戻ってみたら『ドッキリ大成功』とか言われるかもしれないし。
貴方(いや、それはそれでダメージあるぞ。……まあいいや、もう今はおやすみ!)
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