貴方「安価でヒロインを攻略するまどか☆マギカ?」
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857: ◆xjSC8AOvWI[saga]
2020/02/10(月) 00:06:11.90 ID:SAZMa8oL0
――――……2nd. 起動
朝、一日がはじまる。
どこにでもあるような至って平常な朝だ。退屈なほど平凡で。
ワルプルギスの夜だとか、そんなうっすら噂で聞いたことがあるようなないような災害の予兆も当然無縁で。
――ただ、【少し前】から俺の日常には少し特殊なものが加わっていた。
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1日目
見滝原中学校 教室
貴方「はよー」
略した挨拶を口にしながら自分の席をセットして座る。
床のボタンを押すと机とイスがワンタッチで立ち上がる仕組みだ。
さやか「おはよう!」
まどか「おはよう、【貴方】くん」
ほむら「……おはよう」
挨拶が返ってくる。
美樹の朝から元気になるような声に、鹿目さんの一日が明るくなるような挨拶。
それから、少し遅れて暁美さんの落ち着いた声。
少し冷たい態度にも聞こえるが、ちゃんと挨拶してくれるのだからこれでもそんなに悪く思われてないと思う。
――少しの間雑談していると、その途中で鹿目さんが放課後のことを話す。
まどか「それから今日は放課後は『訓練』やるって、マミさんが」
貴方「ああ……わかった。一緒に行くか」
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