貴方「安価でヒロインを攻略するまどか☆マギカ?」
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615: ◆xjSC8AOvWI[saga]
2020/01/08(水) 23:51:20.75 ID:y20EsYz80
荷物をそろえて家を出る。考えていたとおりまだ日の明るい時間だ。
この前みたいに遊べる広場や公園があればいいが、休日のこの時間はどこも子供たちがたくさんいる。
さやか「……公園はどこも空いてないね」
貴方「まあ仕方ない。歩くだけでも気晴らしになるよ」
さやか「そう思うしかないか。この前みたいに遊ぶのも楽しかったけど」
それに今日はよく晴れていて散歩日和だ。
歩いている途中、スマホの着信音がする。美樹がポケットから取り出す。俺のではなかったらしい。
さやか「――ん?はい?」
微妙な顔して立ち止まった美樹を覗きこむと、画面を見せてくる。
綺麗にデコレーションされたケーキの写真だ。
さやか「あっちイイもん食べてるってまどかから自慢送られてきたー!」
貴方「見事なケーキだな」
さやか「先輩が作ったんだって。犬連れてけないってそういうことかよ!……まあいいもんね、あたしたちにはパフェがあるし!」
さやか「それにこうしてわんちゃんと散歩できてるんだから」
自分のことを言われたということをわかったらしい犬が小さくワンと返事をした。
…………そうしてテスト前の休日一日目は、勉強を早めに済ませ、町内を一周して散歩を楽しんだ。
― 五週目休日 終了 ―
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