貴方「安価でヒロインを攻略するまどか☆マギカ?」
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530: ◆xjSC8AOvWI[saga]
2019/12/28(土) 19:56:39.08 ID:hpXoDJ0Y0
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放課後
学校が終わると今日も放課後は美樹と勉強だ。そろそろ本当に試験の日が近づいてるし手は抜けない。
この前が俺の家だったから、今日は美樹の家に来ていた。
さやか「んーだから、これが少しずつ――で、これがだんだん強く――だからそのまま組み合わせればいいんだよ」
貴方「ああ、そういうことか。もう少し覚えないとわかんないな……」
貴方「ところでなんでピアノが弱いなんだ?」
さやか「そんなのあたしに聞かれても知らないわよ」
さやか「で、ここでこっちに飛ぶ。フィーネのとこまででで終わり」
今日は美樹が得意だと言ってた音楽も教えてもらってた。
得意だってのは本当そうだ。ほとんど英単語覚えるのと変わらない気がするんだけど、どうして美樹はこっちだけはできるのだろうか。
……学習意欲の差か。俺も音楽の試験はそこまで重要視してなかったし、あんまり覚えてない。
そもそも試験は筆記があるくせに授業は実技ばっかりってどうなんだ。積極的に対策するか元々詳しくないと良い点数なんて取れるわけない。
さやか「『月光』って身分違いのお嬢様に贈った曲だったらしいね」
貴方「へー。曲は授業で聴かされたの覚えてるよ。綺麗な曲だった」
さやか「けど身分違いの上に歳の差だから相当難易度高いよ?もちろん年下ね。なんで挑む勇気が出たのか不思議なくらい」
さやか「結局失恋して、しかも同時期に音楽家として致命的な聴覚障害まで患って、色々とボロボロになったんだって。そんで遺書まで書いてたり」
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