貴方「安価でヒロインを攻略するまどか☆マギカ?」
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53: ◆xjSC8AOvWI[saga]
2019/10/06(日) 21:36:52.79 ID:obyipl8W0
部室に戻ると、カメラを返す前にパソコンにつないだ。
パソコンの画面にさっきも見たデータが並ぶ。印刷ができるのはここだけだ。
貴方「いくつかデータ印刷しようか。暁美さんも記念にさ」
ほむら「なんだかでも、変な気がします。何の記念でもないのに、私だけ写ってて……」
貴方「まあそう言わずに」
いくつか写真を印刷して渡してからカメラを返却する。
ほむら「あの……今日はありがとうございました。写真も記念に取っておくことにします」
貴方「ああ。付き合わせたのは俺だろ?こっちもありがとうな。モヤモヤしてた理想に近づけた気がする」
*「――――おー、戻ってきたか。って、ん?あれ?」
すると、ちょうどどこかへ行っていた部長が帰ってきたようだ。
視線は暁美さんのほうに注がれていた。
*「モデルやるって言ってた子だよね?髪ほどいたのか!へー、いいじゃん」
*「マジで入部しない?俺にも撮らせてよ。【貴方】より絶対上手く撮るからさ!あ、撮る側に回るのも大歓迎だから!」
貴方「だから今日はそういうつもりで来たわけじゃないって。暁美さんも知らない人に撮られるのは嫌だったりしない?」
ほむら「えーと………………ちょっとだけ、考えておきます」
*「よし!入部の紙は先生に言えばくれるからね」
貴方「マジで……っ!?」
これは意外な展開だった。暁美さんが首を縦に振るとも思ってなかったし。
自信がついた結果、なのか?
でも、これでもし暁美さんが人気になってしまったら少し複雑な気持ちだ。最初に誘ったのは俺なのに。
貴方「暁美さん、俺にもまた写真撮らせてくれる?」
ほむら「……はい」
そう答えてくれて、満足しながら部室を出て、校舎を後にした。
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