貴方「安価でヒロインを攻略するまどか☆マギカ?」
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456: ◆xjSC8AOvWI[saga]
2019/12/07(土) 23:12:53.54 ID:4eyzq8cv0


 ――――授業開始のチャイムが鳴る。

 早乙女先生の英語の授業だ。


「今日はリスニングの問題を出しますよ」

「イケメン外国人講師の代わりに私がCD流すだけになりますが、残念がらないでくださいね。26Pを開いてー!」


 みんな一斉に指定されたページを開く。教卓にラジカセが置いてあるのはそういうことか。

 教室がしんと静まると先生がラジカセを操作すると問題の音源が流れはじめた。


貴方(さすがにリスニングならいつものトークが飛び出す隙はないな)


 問題は教科書を見ただけだとまだ内容はよくわからない。

 とりあえず一通り英語の会話に集中して聞いていると、会話が終わって教科書と同じ設問が日本語で流れる。

 そしてCDの再生が終わった。


「はーい、ではあと少ししたら回答の時間にしますよ。みなさんちゃんと聞き取れましたかー?」

「……はい!では、一問目!ナンシーが山にハイキングに来たのはいつぶりだと言っていましたか?美樹さん」

さやか「3年ぶり?」


 いつもリスニングは苦手そうにしてたから、すぐに答えられたことにちょっとだけ驚いた。……当て勘じゃなければだけど。


「そのとおりです!では、その時は誰と来たと言ってましたか?」

さやか「えっ、誰って言ってたっけ?友達とか?」

「勘じゃいけませんよ。uncle、叔父さんと来たって言ってました。でも頑張りましたね!」

さやか「あー、そういえばそんなの聞こえた!でも食べ物か人の名前かと思ってた。たまにそう読まれる知り合いいるし!」


 小さな笑いが起きる。……それはまさか佐倉さんのことじゃないよな。


「ふーむ、それにしても今回ケンと二人きりで来た意味を考えちゃいますよね」

「しかしですよ?山ガールというのも流行りましたが、趣味が濃すぎる人というのも大変なものなんですよね」

「私も人の立ち入らないような山奥でキャンプに誘われて虫を食料にとってきた時には無理だと悟りました」

さやか「そ、それはまたすごいですね……」

貴方(濃いなぁ……)

「というわけで私からの特別問題!彼女には自分の趣味に付き合ってもらいたいほうですか?【貴方】くん!」


 CDが終わった後はいつもの調子か!


1付き合ってもらいたい
2付きあわせたくない
3どっちでもいい
4彼女の趣味に付き合いたい

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