貴方「安価でヒロインを攻略するまどか☆マギカ?」
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452: ◆xjSC8AOvWI[saga]
2019/12/01(日) 23:16:12.40 ID:H8+VX1PP0

貴方「どうしてそこまで?」

まどか「もともと猫は好きだし、ほっとけなかったっていうか……」


 うちも犬は一匹飼っているが、同じ動物とはいえ野良の世話をするのとは随分違う。

 安い餌だとしても、毎月出して余裕が残るほど中学生のお小遣いは大層な額ではないだろう。

 今は小さいからあまり食べないのかもしれないけど……。


貴方「これから大きくなっても続けるの? 野良猫なんて、いつ怪我や病気をしていなくなるかもわからないのに」

まどか「怪我や病気、か……」


 そう言うと鹿目さんは考え込んで、猫に心配そうな表情を向けた。


まどか「具合を悪くしてたらできるだけ助けてあげたいと思うよ。ここまで世話見ちゃったんだし。でも、やっぱ危ないよね……」


 俺は正直『いつの間にかいなくなってしまうかもしれないから世話をしてもしょうがない』って意味も含んで言ってたと思う。

 でも、鹿目さんの言葉には純粋に心配だけがこもっていた。心配だけど自分じゃどうしようもないという表情だ。

 怪我や病気はペットでもありえるが、交通事故に遭うかもしれない。変な人に何かされてしまうかもしれない。それらは防げない。


貴方「保健所、とかに連れてかれてもまずいよね。うちももう犬がいるから飼えないだろうし」

貴方「ごめん、写真撮った時にはそんなこと全然考えてなかったな。猫が歩いてるなんてのびのびしてていいなってくらいにしか考えてなかった」

まどか「ううん、わたしもわかってたはずなのにあんまり考えてなかったから」

まどか「やっぱりママとパパに飼えないか頼んでみようかな……?」


 鹿目さんのその提案には俺はうなずくことしかできない。

 そして当の猫――エイミーは、そんな話を知るわけもなくおやつを食べ終わって満足そうにしていた。


 その背中をそっと撫でてみると、手にすり寄って甘えてくる。……この無邪気な姿を守るために何かできればいいんだけどな。



【貴方】 19日目終了

[知り合い]
・鹿目まどか・・・随分献身的だな
・美樹さやか・・・弱いとこ見えた
・志筑仁美・・・クラスメイト
・暁美ほむら・・・親友
・佐倉杏子・・・みんなで一緒に遊んだ

[顔見知り]
・巻き毛の女子生徒・・・なんか色々すごそう

[攻略済]
暁美ほむら


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