貴方「安価でヒロインを攻略するまどか☆マギカ?」
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440: ◆xjSC8AOvWI[saga]
2019/12/01(日) 19:54:04.57 ID:H8+VX1PP0



 ――――授業開始のチャイムが鳴る。


 専用のペンを持って教師が電子ホワイトボードにさらさらと文章を書いていく。

 やたらと高性能なものがあるのだから、パソコンを操作して映し出すだけの授業も多いが、自慢の整った字のおかげかこの先生はアナログ派のようだった。


 全員席に着いて一時間目の国語の授業の時間になってから、朝の会話を少しだけ思い出して気になっていたことがあった。



貴方(結局、『昨日勧められてたやつ』ってなんだったんだ? 何か変わったとこあったっけ?)



 美樹が言っていたがその違いに俺はいまだに気付けてなかった。

 だがあの流れでまだどこが変わったのかわからないと言えばどうせ呆れられる。

 少しだけ引っ掛かっていたものの直接聞くことはしなかった。


 ……まあ、そこまで興味があるわけでもないが。今になってなんとなく暁美さんに目を向けてみた。


ほむら「……!」


 すると目が合って、一瞬二人の間だけに慌てた空気が流れる。

 あからさまな逸らし方はしないものの、どちらからともなく自然に視線を外す。暁美さんもこっちを見てた?まさか。


 それからすぐに、再びまっすぐと視線が向けられたのがわかった。

 暁美さんはにこっと笑いかけていた。一度目が合ったのだから、覚悟を決めたというような――。



 結局、俺のたいしたことない観察眼では変化はわからなかった。



――――
――――


*午前の授業は滞りなく終わりました。
1美樹たちに声をかけてみる
2購買に飯買いに行かなきゃ
3教室の外へ
4自由安価

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