貴方「安価でヒロインを攻略するまどか☆マギカ?」
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409: ◆xjSC8AOvWI[saga]
2019/11/26(火) 00:24:10.08 ID:0vHNQBHC0
昼休み
チャイムが鳴ると、教室全体がざわめきだす。
貴方「そういえば、暁美さんはあれから弁当作ってったことってある?」
自分の弁当を出しながら、姿を見かけたのでほんの興味本位で聞いてみる。
美樹たちは今日も弁当袋を持って教室を出る準備をしていた。
ほむら「えええっ、えっと……」
貴方「あ、いや、してないならしてないでいいんだけどね?大変なのはわかるつもりだし!」
貴方「ただまあ、一回暁美さんが作ってきたの見たから、どうなのかなって気になっただけ」
ほむら「つ、作った、には作ったんだけど……持ってこられなかった」
貴方「?」
まどか「失敗しちゃったんだよね……別に、恥ずかしがることないよ」
まどか「わたしなんかパパに頼りきりで自分でお弁当なんて作ったことないし」
鹿目さんの言葉に少し違和感を覚えたが、そういえば鹿目さんの家庭の話を聞いたのを思い出した。
そういえばお父さんが主夫やってるんだっけ。
さやか「まどかのはフツーに羨ましいんだよなあ」
まどか「あ、でも家の手伝いなら少しするよ。わたしも今度お弁当作ってみようかな?」
ほむら「鹿目さん……立派だね」
さやか「ほむらは……料理さえ出来ればもう完璧なとこあるからね」
ほむら「えっ!?」
貴方「まあ、確かにそうかもな。誰もほっとかなくなるよ」
ほむら「えっ?えっ!?」
暁美さんはひたすらに困惑していた。もちろんお世辞なんかで言ってたわけじゃない。
……そして密かに何かに燃え始めていたのだが、それに自分は気づくことはなかったのだった。
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