貴方「安価でヒロインを攻略するまどか☆マギカ?」
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342: ◆xjSC8AOvWI[saga]
2019/11/09(土) 23:06:58.48 ID:su5q9YGB0
15日目 教室


 ついこの間までは非日常を感じるイベントをやっていたわけだが、それが明けると残りの片づけをやってすぐに元の様子に戻る。

 文化祭の名残があったのは学活の1時間目までだ。それからは通常の授業が再開していた。


 授業を終えて昼休みのチャイムが鳴る。


ほむら「あの……【貴方】くん、今日のお昼は一緒に食べてもいい?」

貴方「うん。教室出る?」



 珍しく弁当箱を持った暁美さんが机の前に来て、食べる場所を探しにいく。

 前みたいに適当な空き教室を見つけてそこで食べることにする。



貴方「それ手作り?」

ほむら「えーと……1割くらいは」


 ……暁美さんは自信なさそうに言った。見てみると前に俺が作ってきた弁当に似た感じだ。


ほむら「お弁当作ろうと思って、【貴方】くんが作ってきてくれたのを参考にしてみたんですけど……」

ほむら「食べてもらうなら、冷凍食品は似た感じなので卵焼きだけでも自分で作って食べてもらおうと思って」

貴方「……あの時言った約束か」

ほむら「全然特別なものでもないし、上手なわけでもないですけど……食べてくれる?」

貴方「うん!もちろんもらうよ。ありがとう」


 暁美さんからもらった卵焼きは……たしかに特別美味しいわけじゃなかったし、

 自分の好みに合ってるかと言われるとそうでもなかったけれど、それでも満足だった。

 俺のために頑張ってくれた姿はなんとなく想像できるから。


ほむら「それで……あの、ちょっと気になってて。あの時の……」

貴方「あの時?」

ほむら「あの時の『友達以上』って、どういう意味……?」

貴方「あぁ、あれは――――……」



1『恋人』になりたいって言ったらどう思う?・・・個別END
2『親友』って意味だよ・・・このままで続行

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