貴方「安価でヒロインを攻略するまどか☆マギカ?」
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237: ◆xjSC8AOvWI[saga]
2019/10/24(木) 22:12:46.82 ID:IPRQee550


 やっぱり驚くよな。クラス中も似たような声で賑わっている。

 暁美さんはやっぱりどこか恥ずかしそうにしていた。


 普段だったら大して目もくれない程度の雑誌。

 内容は校内のイベントごととか先生のコメントとか、いたって真面目で面白みのない内容だ。

 しかし見慣れた教室で夕焼けの中に佇む暁美さんが映った表紙はやはり特別にみんなの目を引いていた。


「そうそう、うちのクラスの暁美さんが表紙を飾ってくれてます」

「担任として誇らしいことですね。先生も聞いた時は驚きましたよ。とても美人に映っていてグッドです!」


 冊子を配り終えてから早乙女先生が言った。

 HRが終わると暁美さんの席のまわりを生徒たちが囲んでいた。


*「どういうことどういうこと?」

ほむら「じっ、じつは写真部で表紙用の写真を撮ることになって……」

*「えー、可愛い!写真部ってこういうのも撮るんだあ」


 その様子を見て、撮った俺に対しての話題がまったく上がらなかったのはちょっと寂しかったけれど。

 一気にクラスの中心みたいに囲まれて暁美さんはまだ気恥ずかしそうにしてるけど、みんなの反応も当然だよなって思った。

 やっぱそのポテンシャルを持ってる。


まどか「ねえねえ、これも【貴方】くんが撮ったの?」

貴方「ああ。みんなのこの反応を見ると俺も嬉しいもんだな。前々から表紙は撮ってるけど写真部で今までこんなに目立ったことないし」

貴方「鹿目さんも今度また写真撮るのはどう?よかったら入部するのも歓迎だよ?」

まどか「手芸部のほかに園芸部もやってるからこれ以上は難しいかな。でも気が向いたら覗きにいくね」



 ……鹿目さんがこうして自分の方に話を向けてくれたのはちょっと嬉しかったりする。





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