17: ◆t8EBwAYVrY[saga]
2019/09/27(金) 20:52:57.80 ID:qUQ+Npk70
警部「・・・ジョセフ・ジョースターさん、あなたがレストランで強盗と大立ち回りを演じたそうですね。その件についてお訊きしたいことがあるのです」
ジョセフ「なんでぇ、感謝状か何かでもくれるっていうのかい?わざわざ刑事さんが警察官を何人も引き連れてやってくるとはよーッ、よっぽどのことなんだな」
警部「いや、何・・・あなたがやっつけた強盗について・・・ヤツのことに関して、何か知っていることはありませんか?」
ジョセフ「・・・あの白塗りヤローのことか」
スージーQ「知っていることなんてあるわけもありませんわ。私達は今朝この街に入ったばかり・・・ランチを楽しんでいたところを事件に巻き込まれただけですもの」
ジョセフ「被害者の俺達がなんだって犯人のことを知ってるってんだ。むしろこっちが訊きたいくらいだぜ」
警部「NNMM・・・やはりダメか。まあ当然か・・・」ポリポリ
ジョセフ「よォーッ、あいつは一体何者なんだ?こちとらいいムードをブチ壊されたんだ。事情を聞かせてもらわねーと割に合わねーぜ」
警部「あの男は・・・自らを『ジョーカー』と名乗って犯罪を繰り返している危険人物なのだが・・・一体何者なのか、全く分からないんだ」
ジョセフ「なにィ?」
警部「指紋、歯形、本名さえもデータに無い・・・奴に関する情報の一切が無いのだ。まるでつい最近まで存在していなかったかのように・・・」
警部「金目当てに強盗を犯す時もあれば、何の意味もない破壊行為をする時もある。なにがしたいのかすら分からん・・・加害癖が強い暴行犯でありながら、ただの愉快犯でもある狂人だ」
警部「逮捕できたはいいが・・・調べようが無いのだ。このままでは起訴することすら難しい・・・」
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