絵里「例え偽物だとしても」
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93: ◆iEoVz.17Z2[sage saga]
2019/09/24(火) 21:10:51.52 ID:Sjljkzyd0
絵里「……ぃ」

絵里(…でも、怖かった。何が怖いのか、そんなの拳銃を持つ人なら誰でも思うことだと思う)


絵里(人を殺すのが怖かった)


絵里(私はこの人生という名の戦場で幾度となく争いをしてきた。けどその全ては峰打ちで終わってるの、争いにおいて人を殺すことに意味があるんじゃなくて、自分の行いを見直すべく調べであると私は思っていた)

絵里(今ここで私が撃ったらにこは死ぬだろう、完全なる不意打ちで、胸でも頭でも射貫けば死は確定)

絵里(そうとまで分かっていたら、このトリガーを引くのが怖くて…唾を飲んだ)

ことり「っ!」

にこ「! ほう、タウルス・ジャッジなんて持ってるのね」

ことり「……そうだよ」

にこ「それを私に向けて何のつもり?」

ことり「…撃つ」

にこ「なら撃ってみなさいよ、壊れた肩でどう撃つ?前の果南との戦闘でもう片方の肩も今はあまり機能してないというのにどうやって私に撃つのかしら?」

ことり「…っ」

絵里「…!」

絵里(トリガーを引こうとしてるのは伝わってくるけどことりの手は震えていた、それはつまり上手いように力が入らないようでトリガーを引くにも引けないようだった)



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