928: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2019/10/14(月) 21:34:37.29 ID:raJY7OxV0
鞠莉「花陽は東京のみならず日本のトップレベルのアイドルよ、だからファンの数は尋常じゃないし、今回のライブに参加してるファンの数もおそらく数えられたものじゃない、今丁度ライブ中だからライブ会場の外にわんさか人がいるわけじゃないとは思うけど移動には充分気をつけなさい、はぐれる可能性もあるわ」
絵里「なるほど…分かったわ…」
鞠莉「今回花陽の使ってる会場はドームみたいな全方位から見渡せるような感じじゃなくて一つの方向をみんなで見る舞台型の会場よ、だから最悪ステージへの侵入も出来る…いや、最悪じゃなくてもステージへ上がって直接花陽を助ける可能性の方が高い」
929: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2019/10/14(月) 21:35:54.55 ID:raJY7OxV0
絵里「射線!あの屋上から!」
絵里「…!ルビィに向いてる!ねえ鞠莉もっとスピードあげて!」
鞠莉「了解よ!!」ブウウン
930: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2019/10/14(月) 21:36:33.68 ID:raJY7OxV0
絵里「……今って花陽のライブ中でしょ?」
鞠莉「ええ、そうよ」
絵里「なんで相手は撃たないの?花陽はもうステージに上がってるはずよ、殺すのが目的ならさっさと撃てばいいじゃない」
931: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2019/10/14(月) 21:38:04.43 ID:raJY7OxV0
真姫『それなのに何故か花陽は死んでない、おかしいでしょ?』
絵里「ええ、それを今私たちも話してたところだったの」
真姫『そ、そうだったの?』
932: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2019/10/14(月) 21:39:28.18 ID:raJY7OxV0
鞠莉「oh what!?どういうこと!?」
穂乃果『殺し屋っていうのは依頼人がいないと成立しない、だから多くは殺し屋サイトみたいなのを所有してることが多くて、またその殺し屋サイトっていうのは大体表面上は普通のサイトなんだけど例えばサイトの一番上にあるロゴの一部分だとかサイトの端っこに透明なリンクが貼ってあるとか何らかの方法で本来の殺し屋サイトにいけるんだよ』
絵里「へぇ…」
933: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2019/10/14(月) 21:40:24.56 ID:raJY7OxV0
絵里「孤独なheaven?」
鞠莉「花陽の代表曲よ、花陽といったらまずこれというくらいに、そして花陽を知らなくても孤独なheavenは知ってるという人がいるくらいに有名で、花陽を飾る曲なの」
ルビィ「ルビィも花丸ちゃんからたくさん聞かせてもらったけどものすごくよかったよ、まず開幕のウィンドチャイムから感じるボルテージがすごくて!」
934: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2019/10/14(月) 21:42:18.74 ID:raJY7OxV0
ルビィ「まだその孤独なheavenは歌われてないの?」
ことり『今ライブ中継見てるけどまだ歌われてないよ』
真姫『…とまぁそんな感じなの、あなたたちも花陽のライブ中継開いて孤独なheavenが流れたらもうすぐだと思って』
935: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2019/10/14(月) 21:43:20.11 ID:raJY7OxV0
絵里「これ……!」
絵里(私の心も乗せられて…いやその花陽さんの声に心を奪われてしまって、無線から聞こえるその花陽さんの言葉一つ一つがとても恋しく感じてしまう)
936: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2019/10/14(月) 21:44:07.09 ID:raJY7OxV0
絵里「なら急がなきゃ!!鞠莉!」
鞠莉「言われなくてもアクセルぜんっかいよッ!!」
絵里「孤独なheavenが終わるまでどのくらいかかる!?」
937: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2019/10/14(月) 21:45:23.14 ID:raJY7OxV0
『——————眠たげなのね。後ろからそっと語り掛けるの』
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