絵里「例え偽物だとしても」
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894: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2019/10/14(月) 20:15:13.33 ID:raJY7OxV0
絵里「……!その武器は…!」

鞠莉「ええ、あなたと同じ武器よ、スコーピオンEVO A1とPR-15、さいっこうにcoolな武器構成だと思うわ」

鞠莉「私も生きとし生ける東京を知ってる人間だからね、抵抗空しく殺される気はないわよ」

絵里「…そう」

絵里(…きっと鞠莉の立場に私がいたらきっと私は鞠莉と同じ事を言っていた、そのことに少し驚いてしまった)

絵里(東京が好きでここにいる私、どんな相手でも抵抗をする私、どんな相手でも勝てないとは思わない私がいる。そんな私がいう言葉はきっとその鞠莉の言葉なんでしょう)

鞠莉「last battleに相応しいわね、あなたと私」


鞠莉「最強対最強の戦いよ?」


絵里(そういいながら鞠莉は曜がいつも使ってる射線が見えるゴーグルをかけ、スコーピオンを下げて戦闘態勢に入った。これがラストバトル、これが天下の分け目)

絵里(泣いても笑ってもこれで最後)

絵里「すぅ…はぁ…」

絵里(鞠莉から目を離さず呼吸を整える為に息を吸って吐いた。私の人生の集大成——秘められた私の想いと宿る強き思いを乗せて私は————)


絵里(————ラストバトルへのトリガーを引いた)




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