絵里「例え偽物だとしても」
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74: ◆iEoVz.17Z2[sage saga]
2019/09/24(火) 20:41:57.19 ID:Sjljkzyd0
絵里「それはー……そう…」

果南「………」

善子「…でも武器は手に入れたわ、今行かなきゃもう一生取れないと思ったから」

善子「……後お母さんにもお別れを言っておいた」

絵里「お、お別れってまさか死ぬわけでもないのにそんな大げさな…」

善子「……今回ばかりは分からないわ、果南ならわかるでしょ?」


善子「私たちだけじゃあの二人に勝てないって」


絵里「…!なんで!?」

果南「…いや、絶対に勝てないってわけじゃないよ」

果南「私は怪我をしてるから戦力には入れないとして、善子と絵里があの二人と戦って勝てる確率は…」


果南「半分よりちょっと低いくらいの確立かな……」


絵里「………」

絵里(果南は他のアンドロイドと比べて眼が非常に良い、眼に見える確率は細かくより正確に割り出すことができ、それ以前に単純に視力だとかがよく敵の細かなの動きも見る事が出来る)

絵里(だからこそ果南の言う“半分よりちょっと低いくらいの確率”っていうのはだいぶオブラートに包んだけど、負けが濃いということになる。しかも果南が言うことでその線は更に濃くなる一方だった)


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