絵里「例え偽物だとしても」
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726: ◆iEoVz.17Z2[sage saga]
2019/10/05(土) 21:20:50.27 ID:dIWqa2t10
絵里(そこからは時が止まった、世界が動かなくなった。真空に包まれたみたいに音が聞こえなくなって、まるで私が絵本の一ページであったかのように動かなくなった)

絵里(その中で微かな動きを見せる赤く染め上げられたその記憶は一体どれだけ禍々しかったんだろう、今となってはもう分からない)

絵里(…次にその世界はどんな動きを見せるのかしら、それももう分からない)
以下略 AAS



727: ◆iEoVz.17Z2[sage saga]
2019/10/05(土) 21:21:23.23 ID:dIWqa2t10
今日はここで中断。
再開は明日か明後日にします


728: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2019/10/07(月) 18:54:49.80 ID:hEQnKdja0


梨子「…はぁ」

果林「ちょっとまた私の溜め息吐かないでよ」
以下略 AAS



729: ◆iEoVz.17Z2[sage saga]
2019/10/07(月) 18:55:35.95 ID:hEQnKdja0
果林「どうする?」

梨子「私にどうするって言われましても……」

果林「完璧に開き直ってるわね、撃たれても死なないことを良いことにグレネードにだけ当たらないようにしてる」
以下略 AAS



730: ◆iEoVz.17Z2[sage saga]
2019/10/07(月) 18:56:44.14 ID:hEQnKdja0
果林「人殺すのに慣れちゃうとその刺激を上回る出来事が無くなって大して驚くことがなくなっちゃうのよね、最近の悩みだわ」

梨子「銃で撃たれても死なないってすごい驚くところだと思うんですけど…」

果林「死なない生き物自体は既にいるしそれがようやくアンドロイドにも行き渡ったって考えると案外すぐに受け入れられたわよ、鞠莉から初めて聞いた時は驚いたけど…あ、これ内緒ね♪」
以下略 AAS



731: ◆iEoVz.17Z2[sage saga]
2019/10/07(月) 18:57:17.28 ID:hEQnKdja0
ことり「………」カチャッ

曜「いいよことりちゃん、銃を下げて」

ことり「えっ…でも…」
以下略 AAS



732: ◆iEoVz.17Z2[sage saga]
2019/10/07(月) 18:58:33.73 ID:hEQnKdja0
果林「こんなところで会うなんて奇遇ね、そっちの調子はどう?」

曜「バッチリ…と言いたいところだけど絵里さんとルビィちゃんの連絡が取れなくて困ってるところだよ」

ことり「………」
以下略 AAS



733: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2019/10/07(月) 18:59:27.05 ID:hEQnKdja0
梨子「…一つ言っていい?」

曜「ん?何?」

梨子「曜ちゃんには悪いんだけど…その絵里さんとルビィちゃんって子、連絡取れないんだよね?」
以下略 AAS



734: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2019/10/07(月) 19:00:51.56 ID:hEQnKdja0
果林「…私ことりのこともよく知ってるわ、やけにプライドが高い一匹狼だったからね。対アンドロイド特殊部隊に所属してからはイヤというほどことりという名前を聞いたわ」

果林「そんなことりが背中を追いかけ、曜までを従わせるその絵里ってやつは何者なの?」

曜「…希ちゃんの寛容さと鞠莉さんに似た意志を持った人かな」
以下略 AAS



735: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2019/10/07(月) 19:02:02.03 ID:hEQnKdja0


曜「絵里さんのところへ行く」果林「絵里のところへ行く」


以下略 AAS



736: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2019/10/07(月) 19:02:45.44 ID:hEQnKdja0
曜「…じゃあ私たちは行くね」

果林「ええ、行ってらっしゃい」


以下略 AAS



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