絵里「例え偽物だとしても」
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69: ◆iEoVz.17Z2[sage saga]
2019/09/24(火) 20:34:57.85 ID:Sjljkzyd0
果南「…二年前だよね、善子と私たちが出会ったのって」

絵里「ええ、善子がいじめられてたのを助けた時からだったわね」

果南「懐かしいなぁ絵里が単身っていじめっ子のグループに突っ込むもんだから見てられなくて私もついていった覚えがあるなぁ」

絵里「あ、あれは仕方なかったのよ!だって千歌とか他の友達巻き込みたくなかったし…果南に知られたらまためんどうなことになりそうだし…」

果南「あはは、酷い言われようだなぁ」

絵里「果南は解決の仕方が暴力的すぎるのよ」

果南「それ、絵里が言う?」

絵里「果南よりかはマシよ」

果南「…ふふっ」

絵里「ふふふっ」


かなえり「あはははははっ!」


絵里(前から一緒の私たちの絆は何よりも堅かった)

絵里(善子は中学二年生の時に善子をいじめていた子を私と果南でやっつけた事で知り合った、何事にも真摯な対応をする子だけど、生まれた時からインプットされていた堕天使ヨハネというプログラムが彼女の特徴でもある)

絵里(今思えば、善子も成長したけど悪い方向で成長したともいえる。しかしもちろん理由はあって、善子を変えた原因はおそらく二つあるの)

絵里(一つはいわずも鞠莉のせい、あいつがアンドロイドの品格を下げ続けてるから意図せずとも恨みや邪念など生まれてしまった)

絵里(そして二つ目は――――)


絵里「……善子、大丈夫かしら」


果南「…やっぱり心配?」

絵里「ええ、身の危険もそうだけどもう一つあるの」

果南「ん?何かあるの?」


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