絵里「例え偽物だとしても」
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561: ◆iEoVz.17Z2[sage saga]
2019/10/03(木) 19:03:47.60 ID:Kb3Xmjfp0

ことり「よかった生きてる…」

ことり(あの赤髪の子と出会った時からお腹から血を流して倒れてる絵里ちゃんを見て出血死してるんじゃないかって思ってた、けどホント僅かに声を出してくれたからまだ生きてるのは確認出来て安心した)

ことり(…でも、このまま放置してたら絶対に死んじゃう……)

ことり「…ごめん!」

ことり(申し訳なさを抱えながら赤髪の子が来ていたコートを脱がせて絵里ちゃんのお腹に巻いた。私は戦闘服だし絵里ちゃんは制服だから服を破るという概念がない。だからこれは仕方なかった…)

ことり「……どうしよう」

ことり(赤髪の子は気絶してて、絵里ちゃんは起こすにも起こせない。そんな状況一人取り残された私はどうすればいいんだろう、私は考える)

ことり「………」

ことり(…だけど、答えは出てこない。おんぶするにも二人もおんぶできるほど私は大きくないし力もない、だからといって一人を見捨てるわけにもいかないしどちらかは目覚めるまで待つかしないのかな…)


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