絵里「例え偽物だとしても」
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559: ◆iEoVz.17Z2[sage saga]
2019/10/03(木) 18:59:19.78 ID:Kb3Xmjfp0
ルビィ「……だってそうじゃん、今ルビィが動くにはそれしかないんだもん。昔はよくお世話になったモノだし全然怖…くないよ」

ことり「………」

ことり(ウソばっかり。なんでそんなモノに手をつけるんだろう。人体に影響が出るかもしれないっていうのに、目覚めてからに無理に動く必要なんかなかったのに)

ことり「だからって……」

ことり(お金持ちっていうのはつまりそう言う事なんだと思う。お金持ちだからつまり“薬”も入手出来てこの通り動けてる、こんな臆病そうな子が薬を使うなんて人は本当に見た目だけじゃ判断出来ないね)


ルビィ「うっ…ぎ…ッ!」


ことり「!? どうしたの!?」

ルビィ「頭がいだい…!!」


ルビィ「うぎゃぁああ…あッああああああああああっ!!!!!」


ことり「うっ…」

ことり(その叫びはもはや人間じゃなかったよ、甲高いを通り越した奇声をあげたからすぐさま私は耳を塞いだ。それでも突き抜けてくる声は耳の奥だけじゃなくて頭まで痛くなる声だった)


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