絵里「例え偽物だとしても」
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430: ◆iEoVz.17Z2[sage saga]
2019/09/29(日) 23:27:19.98 ID:7iMNu1YO0
鞠莉「ねえ、海未に聞きたいことがあるの」

海未「なんですか?」

鞠莉「希が死んだらしいけど、希の下にいた穂乃果とせつ菜を知らない?」

海未「知りませんけどおそらくは絢瀬絵里のところにいるでしょう」

海未「というか希をご存じで?」

鞠莉「ええ、だって希はアンドロイド制作においてアンドロイドの心を創った人なのよ?そりゃあ知ってるわよ」

海未「こ、心!?そんな人だったのですか!?」

鞠莉「希は心が広くて寛容だったわ、だからほぼ全てのアンドロイドの性格を優しく作った。だけどそこで勝手に生まれたのが猜疑心と敵愾心だった」

鞠莉「元々ね、私や希が当初作ったアンドロイドは平和を望むアンドロイドだったのよ。戦いは好きじゃないし運動神経もほとんどない臆病なアンドロイド、だけど優しくて人一倍感受性に長けた寛容なアンドロイド」


鞠莉「でも、結果は違った」


鞠莉「私から見てアンドロイドは人間と全く同じだけど、されどアンドロイドは造られた命。機械仕掛けのその体と心は勝手に進化を遂げて新たな感情を作り出した」

鞠莉「AIというアンドロイドなら誰しもが持ってるその心で自ら運動神経を作り上げて、気に入らない相手に対抗する手段を作り上げた」

鞠莉「ねぇ、なんで対アンドロイド特殊部隊が女しかいないか分かる?」

海未「…分かりませんね」


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