277: ◆iEoVz.17Z2[sage saga]
2019/09/26(木) 00:10:02.21 ID:UhZS0BQS0
絵里「どうかしら…?」
ことり「スコーピオンEVO A1ってあの瞬時火力がすごい銃でしょ?初めて見たよ」
善子「私も…これレアな銃よね…」
絵里「え、そうなの?」
ことり「名前だけは結構広まってるんだけど、肝心の実物が出回ってないの。危険な銃だからね」
果南「撃ってみれば分かるよ、トリガーを一瞬引くだけで何発の弾が出ることか…」
絵里「そんなにすごい銃なの?これって…」
曜「戦い慣れしてない人には到底扱うことは無理であろう代物だよ、銃社会においてもこういう危険な銃が増えると作る側としても使う側としても厄介だから誰も作ろうとはしないんだよ」
絵里「どうして?」
ことり「スコーピオンEVO A1を一から作った人間は貴重な人材として狙われるからだよ、こんなもの作れる人早々いないからね。それにその銃は連射速度が速すぎて射線が見えても避けれないことがあるんだよ、だからアンドロイドにとってそれは勝負においての懸念材料だし、ましてやアンドロイドが避けれない銃弾を人間が避けれるはずもなく、みんなそれを忌み嫌ってるんだよ」
果南「私もその銃にいい思い出はないかな…」
絵里「そこまでなのね…」
曜「そうだよ、まぁそれで頑張ってよ」
絵里「え、ええ」
絵里(この後家の地下にある射撃場で試し撃ちをしたけど、曜の言う通りブレがあまりにも強くて確かに戦闘慣れしてない人には無理がある銃だと感じたわ)
絵里(それにこの銃の何がすごいってトリガーを引くとすぐに一マガジンが無くなる上に、その後私の目先数mにある的を見れば蜂の巣の如く数えきれない黒い穴が無残にも残っていて、こんなのを人に向かって撃ったらすぐに死ぬに決まってるわよ…)
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