絵里「例え偽物だとしても」
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261: ◆iEoVz.17Z2[sage saga]
2019/09/25(水) 23:34:57.09 ID:RR8ZWgfX0
海未「こんなんでくたばれませんよッ!」ブンッ!

希「あっと」


カンッ!


希「…相変わらずやね」

海未「死ねませんから」

希(突っ走った先、頭から血を流す海未ちゃんはすかさずウチに銃剣を振り下ろすもんでウチは二丁のショットガンをクロスさせて受け止めた)

海未「このっ!」カンカンッ

希「ん…いっ…!」

希(左から右から上から下から――――ショットガンを撃つ暇も与えない無数の斬撃を苦し紛れに受け止めた、流石剣術を嗜む者はチャンバラごっこのようにただ振り回すだけじゃないのが厭らしい)

希(そして十数回に及ぶ斬撃の後、強烈な飛び回し蹴りをウチに浴びせ、ウチが後退した隙を狙ってアサルトライフルを発砲)


希「…っ!」


希(流石に死を悟った)

希「はっ!」

希(だけどそのまま死を受け入れるはずもなく、ウチは体を無理矢理動かし右へと跳躍した)


希「っぎ、ああぁっ!」


希(死ぬのは避けた、だけどそれでも死に至る痛みだった)

希(海未ちゃんのアサルトライフルから放たれた二発目の銃弾がウチの横っ腹にヒット、ただここで立ち止まってたらウチは死ぬ。経験がウチに語り掛けた)

希(だからそのまま跳躍途中で片方のショットガンを使って海未ちゃんに向かって発砲した)


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