絵里「例え偽物だとしても」
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216: ◆iEoVz.17Z2[sage saga]
2019/09/25(水) 20:59:28.77 ID:RR8ZWgfX0
曜「……殺せなかったんでしょ?」


曜「人を殺すのが怖いんでしょ」


絵里「…どうしてそう思うの?」

曜「…瞳、かな」

絵里「瞳?」

曜「私に銃口を向けてから絵里さんの瞳は揺れるばかりだったじゃん、明確な殺意があったならあそこで殺すのを躊躇う理由なんて何一つないし」

絵里「………」

曜「それにね、ことりちゃんを助けようとしてた時だってにこさんを殺せてたじゃん」

絵里「あ、あれはたまたま拳銃に当たっただけで――」

曜「それは違うね、なら連射をすればよかった。違う?」

絵里「………」

曜「いくら相手が超一流とはいえにこさんはアンドロイドじゃないからね、完全なる不意打ちで初弾が当たらなかったとはいえ二発目が避けられるかといえばそれはNOだよ」

曜「…きっと殺す覚悟はあるんだと思う、流れとかに任せちゃえばきっと殺せるんだと思う。けど致命的に絵里さんは相手を痛めつけることは出来ても殺すことのできない情がある」


曜「……正直言って、戦場に立つには向いてないかな」




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