絵里「例え偽物だとしても」
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162: ◆iEoVz.17Z2[sage saga]
2019/09/24(火) 23:45:06.11 ID:Sjljkzyd0
絵里「んぐっ…!」

絵里(しかしそれで全て避けられれば最初からそうしてる、銃弾と銃弾がぶつかってわずかに飛ぶ位置は変えただけで私を掠める銃弾もあり、掠めて出来た傷口からは一周回って気持ち悪いほどに潤った綺麗で赤い密が出ていた)

絵里(射線はまだ見えるけど死に至らしめる銃弾は回避したはず、そう思った時にはQBZ-03も弾切れでそのまま私は地面に背中から落ちていった――――)

曜「っ!」バンッ!

絵里(――はずだったの。角度の問題か、いや曜は焦っていたのか曜の拳銃から放たれたダメ押しの一撃は私の心臓部にあったQBZ-03に当たった)


絵里「っ!?」


絵里(私はビックリして半分閉じていた目を見開いた、この銃が無ければ死んでたかもしれない。防弾チョッキという存在もあったけど、そんなもの忘れてたしあまり信用にすらならなかった)

絵里(今ので警戒付いた私は背中から着地した途端すぐさま後転してPR-15で発砲をした)

曜「なんで!」バンッ

絵里「くらえっ!」バンッ

絵里(曜の拳銃の発砲と私の拳銃の発砲はほぼ同時だった、刹那には静まり返る戦場に私も曜も息を飲んだでしょう)


絵里(そしてその結末は――――)




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