絵里「例え偽物だとしても」
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151: ◆iEoVz.17Z2[sage saga]
2019/09/24(火) 23:19:25.71 ID:Sjljkzyd0
曜「…っていうのは建前、私ね、この特殊部隊に入ってると同時に飛び込みもやってるんだ」

絵里「…それで?」

曜「私にもスポーツマンシップっていうものがあるんだよ、飛び込みは反則なんてほとんどないけどね。だから私は罠とかそんな姑息な手を使って殺すより面と面を向き合う真剣勝負で勝ちたいんだよ」

絵里「スナイパーの狙撃が真剣勝負って言えるのかしら?」

曜「アンドロイドは音が無くても銃口が向いてるだけ射線を確認するからあれは元から当たらないと思っての狙撃、そもそも対アンドロイドの狙撃っていうのは当てる事を目的とするんじゃなくて動きを制限させるために存在するんだよ」

絵里「へぇ、そんなこと私に教えてもいいの?」

曜「別に教えたところで関係無いと思ったからね、というか本来スナイパーはああいう戦い方をするんだからね?あれで真剣なんだから真剣勝負だよ」


曜「そして、最低限フェアでありたいのが渡辺曜でありますっ!」


絵里「…変わった人」

曜「あははっよく言われるよ、でもそう言った人は全員死んでったけどね」


曜「私に殺されて」


絵里「さぞ悔しいでしょうね、こんなのにやられては」

曜「生憎私は弱くないんでね、この街で一番必要なのは強さだって絵里さんなら分かるでしょ?」


カチャッ


絵里「…どうかしらね」

絵里(相手の武装はおそらく防弾チョッキの上にマガジンポーチをつけて、私と同じでリュックを背負ってる。頭も私と同じヘッドホン型の通信機をつけてて、青色の不思議なゴーグルをかけてた、多分フラッシュに備えたものだと思う)


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