117: ◆iEoVz.17Z2[sage saga]
2019/09/24(火) 22:20:24.15 ID:Sjljkzyd0
ことり「私ね…笑えなくなったの…!」
絵里「笑えなくなった?」
ことり「感情の欠如だよ、果南って人に胸を撃たれて私の心から喜びという感情が消えた」
ことり「だから私は笑えない、怒るとか泣くとか悲しむとかは出来ても喜ぶことは出来ないの…」
絵里「それは…ごめんなさい」
ことり「…いいよ、もう」
絵里(失ったモノはイヤでも現実を見せてくる、銃弾は命だけでなく心を溶かし、視界を赤で染める)
絵里(力強く引かれたトリガーを始まりとして放たれた銃弾は運命を変える、それはいい意味でも悪い意味でも)
絵里「…果南とは居づらいと思う、なるべく私がいるようにする。だからことりもそこは我慢して」
絵里「ことりに死んでほしくないの」
ことり「…分かってる、私だって死にたくない」
絵里「ありがとう」
ことり「…それ私のセリフ」
絵里「ふふふっごめんなさい」
絵里(道徳的に優れてるとは言えないけど、ことりはしっかりしてる人だ。だから理解はちゃんとあるしこういう時わがままを言う性格ではない)
絵里(これからどうなるのか不安になる半面、またあそこが賑わうかもしれないと思い嬉しいところもあった。仲間はいっぱいいてくれた方が安心できるしね)
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