絵里「例え偽物だとしても」
1- 20
1: ◆iEoVz.17Z2[sage saga]
2019/09/24(火) 17:17:47.06 ID:Sjljkzyd0
「助けてください!」

絵里(街中に響く一人の少女の叫び声。しかしその叫び声は虚しく人々の耳を左から右へと突き抜けていき皆揃いも揃って見て見ぬふりをする)

絵里(今日の降水確率は100パーセントで外は当然ながら酷い雨だった、風も酷く吹き荒れていてとても外出出来たものではなかったと思う)

絵里「……あぅ、あ」

絵里(…そして、大都会の大きな横断歩道から成る歩行者天国で倒れる私はどうして倒れているのだろう)

絵里(倒れる私の周りにはこんなにも人がいるというのに、通る人全ては私を心配することもない)

「どうして助けないんですか!?」

絵里(…ただ“珍しい人”もいるみたい)

絵里(誰一人として倒れた私を助けようとしないのに、この人はだけは私を助けようとしていた)

SSWiki : ss.vip2ch.com



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
969Res/859.16 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice