18:名無しNIPPER
2019/09/22(日) 21:20:04.06 ID:OsKkgBirO
そして、二年後。
「あっという間に桜の季節ですね!」
真姫「そうね」
「卒業かぁ。早いものですね。寂しくなるなぁ」
真姫「別に今生の別れって訳でもないでしょ」
「そうですけど、もうちょっとなんて言うか・・・って、うわぁぁぁ」
彼女の声をかき消すように風が吹き、目の前をピンク色に染めあげる。
「あーあー。せっかくの桜が・・・」
唇を尖らせてぼやく彼女の頭には桜の花が積もっていた。それを何枚か手に取って笑って私に見せて来た。
「私の中では今の真姫さんって桜のイメージがあるですよね!」
真姫「私に?」
「はい」
真姫「どうして?」
「だって。真姫さんと言えばそのピンクのカーディガンじゃないですか!」
別ににこちゃんに桜のイメージはなかったな。
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