2: ◆5AkoLefT7E[saga]
2019/09/15(日) 14:19:13.19 ID:GgVlafYo0
〜事務所・部屋の前〜
ありす「……まさかあの後、合計5匹の黒猫が前を素通りするとは……」
ありす「途中、朋さんから『運勢が最悪だから気をつけてね!!!』と電話が来たことも気になります……」
ありす「……いいえ、そんなものは非科学的で非論理的な迷信に過ぎません」
ありす「今日も、きっと変わらぬ一日になることでしょう」
ガチャ
ありす「おはようございま」
「「あっぷっぷ!!!」」
ありす「!?」
宮本フレデリカ「……(真顔)」
久川凪「……(真顔)」
フレデリカ「……」
凪「……」
フレデリカ「……フレちゃんの負けだね」フッ
凪「いいえ、ふれれれれさんも、強敵でした。ここがフランスなら勝負はわからなかったでしょう。悪手です。間違えました、握手です」
フレデリカ「でも次は負けないよ! フランス代表の名に懸けてね!」
凪「それならば凪も、久川家代表として負けられませんね。ゆーこちゃん、見ていますか? 久川家はとうとう、フランス国家と並び立つ存在になったのです。見てないか。ここは東京。徳島からは千里眼」
フレデリカ「次の試合はいつだっけ?」
凪「おおよそ……2秒後?」
フレ凪「「あっぷっぷ!!!(真顔)」」
凪「手ごたえあり」
フレデリカ「甘いっ!!!」
凪「なっ……いえ、自分の名前を呼ぼうとして詰まっただけです。決して動揺などは」
フレデリカ「ところでこれってどうやったら勝ちなの?」
凪「勝ちに価値がないならそれは勝ちではないと、徳島県にはこのような格言が残っていません」
フレデリカ「じゃあ今回はフレちゃんの勝ちー!!!」
凪「凪は後輩ですからね。屈するしかあるまい。久川の『久』も『く』と読めなくもなく、くっすることもまた同意なり」
ありす「……失礼しまし」
フレデリカ「まっしょうめんからどーん!!!」ガシィ
ありす「は、離してください!!! この空間は本当にイヤです!!!」ジタバタ
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