830: ◆R39XEzWXr6[saga]
2019/10/13(日) 01:21:07.44 ID:Js7N3aoy0
審判「『ここ世界レベル』『エンド・オブ・ザ・ワールド』は世界っぽい
『たすけてー!!』『最後にふさわしい舞台』『ドーピング』『引っ越し寿司大名』『溜め』『防御』は世界っぽくない」
部長「そっか……」
転校生「これは……男君のほぼ勝ちだね。1ターン目に『引っ越し寿司大名』で部長さんの『エンド・オブ・ザ・ワールド』を奪って、2ターン目に『たすけてー!!』」
転校生「この『たすけてー!!』でダメージを与えてHPをリードできたらその後は『防御』連打で完封、『ドーピング』のスリップダメージで先にHPが尽きるのは部長さん……!」
宇宙人「部長も『引っ越し寿司大名』で『防御』を奪えばどうなる?」
転校生「その時は『エンド・オブ・ザ・ワールド』を連打すればダメージ計算は起きない……起きても競り勝てる」
宇宙人「では……何故『勝ち確定』ではなく『ほぼ勝ち』なんだ?」
転校生「それは……『たすけてー!!』でダメージを与えられない可能性があるから。連絡して……来てくれる知り合いが一人だと、パワーは2になって『ドーピング』に防がれてしまう。それどころか零人だとパワーも0……『ドーピング』でダメージを受けて、逆にHPをリードされてしまう。そうなれば負け確定は男君の方……」
後輩「まぁ、でも今の男先輩なら……」
部長「……チェンジだ!チェンジを宣言する!」
審判「却下する」
男「ダメですよ部長。俺の『たすけてー!!』を読んで『ドーピング』を撃って、『たすけてー!!』のパワーが0なら勝てるんですから。勝ち筋がある以上、チェンジは宣言できませんよ」
部長「……やはり、チェンジ判断が上手だな……!君は……!」
男「セット!」
部長「……セットだ」
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