715: ◆R39XEzWXr6[saga]
2019/10/10(木) 22:25:31.02 ID:JYI0jakL0
男(その内、攻撃神からの威圧が消えた。きっと、満たされたのだろう)
宇宙「……悪かったな。先に私と『防御』だけで地球に降りてしまって……寂しかっただろう、羨ましかっただろう。でもお前は『攻撃』の神……ああいう形でしか、地球に干渉できなかった……それを知っていたのに、お前を一人にしてしまって、すまなかった」
男(……ってことは、最初から『溜め』の神と『防御』の神が抜け駆けしなければ済んだ話なのでは?)
男(全くはた迷惑な話だが……神様が我慢できないほど、俺達が楽しくアルティメット寿司じゃんけんをやっていたというのは、少し誇らしいことなのかもしれない)
男「まぁ、とりあえず一件落着ってことだな!なら帰ろうぜ、宇宙人!」
宇宙「さっきも言っただろう……私は既に人の形を捨てた宇宙、『溜め』の神……だから、お前と一緒には帰れない」
男「え……!?」
宇宙「この宇宙の果てから……お前達のことを見守っているよ」スッ
男(……!俺の体だけが、地球に引っ張られて行く、緑の光が遠ざかっていく……!)グイッ
男「お、おい!そんな、嘘だろ!お前はもう俺達の仲間じゃないか!なのに……」
宇宙「男……お前は最初に出会った時、私に『降ってくる場所を間違えた』と言っていたな……」
宇宙「だが、私はそうは思わない。あの無添高校アルティメット寿司じゃんけん部に墜落できて……お前達の仲間になれて、本当に良かった……間違いではなかった。お前達の居る場所が、私にとっての『正解択』だったのだ」
男「う、宇宙人……!」
宇宙「しばしの別れだ、男。次にいつ会えるかは分からないし……その時の私は、きっともう『宇宙人』ではない……だが、いつの日かまた……」
宇宙人「これ、『やろうぜ』」
男(最後の一瞬、俺には、緑の光が人の形に戻った気がした)
男「……っ!宇宙人ー!」ゴォッ
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