154: ◆R39XEzWXr6[saga]
2019/09/20(金) 01:40:58.85 ID:8dEihGYb0
視点は男、時は十時前後に巻き戻る。
男（部長に負けて星が二つになってしまった……１ｓｔステージクリアにはあと星が二つ必要か……）
男（まぁ……このバトルロイヤルは星が低い奴ほど狙われるシステム。対戦相手には困らないだろう……）
「あれ？あいつ前大会優勝の男じゃね……？」「ひえっ……近寄らんとこ」「シスコン怖い……」
男（……と思ってたら全然勝負を仕掛けて貰えない俺なのであった）
男（本当は俺そんなに強くないのに……身の丈に合わない勝利の代償って所かな。あと何か別の誤解も広まってる気がする）
男（普通に星二個以下の奴に勝負申し込むか……）
ボオオオオ
男「……入港の汽笛？」
「島に着いたぞおおお！」「急げ！」「早く旅館にチェックインしろおおお！」
男（！？一部の奴らが急いで旅館に！？）
宇宙人「ふむ……どうやらバッジ数が三個以下の奴らが中心に走っているようだな。なんでだ？」
部長「おそらくだが……これ以上バッジを減らさないように部屋に閉じこもるつもりじゃないか？当たり前だが、旅館の部屋は高校ごとに分けられてるからな」
後輩「部屋に居れば安全ってことですね」
男「宇宙人、部長、後輩……」
宇宙人「だが、それでは結局二十四時間後に失格になってしまうではないか」
部長「確か夕飯と朝食は全員強制絶対参加だったはずだ。挑む機会はある」
後輩「そこにワンチャンかけてんでしょうね……本当、雑魚の考えですよ」ﾊﾝｯ
男「……ってことは、今俺から挑める相手は居ないってことか！？」
宇宙人「何故夕飯には『飯』という感じを使うのに朝食には『食』という漢字を使うんだ『夕飯と朝飯』か『夕食と朝食』のどっちかに統一しろ」
部長「ええい、宇宙人のくせに細かい奴だな」
宇宙人「宇宙人関係ないだろ。宇宙人差別だぞ今のは」
男「うるさい！」
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