148: ◆R39XEzWXr6[saga]
2019/09/19(木) 22:35:13.88 ID:uNQe4qh30
高菜「……っ、引き分けを、提案する！」
高菜（私が『防御』を連打すれば奴がダメージを与える手段がないのは変わらない。だからこの『引き分け』は成立する。そして状況をリセットする。これで奴のマインドコントロールの呪縛から逃れら）
転校生「却下する」ﾆｺｯ
高菜「……はぁっ……！？」
高菜「お、お前状況が分かんないのか！？私が『防御』を連打すれば決着は着かない！お前はこの提案を飲むしかないんだよ！」ｱﾀﾌﾀ
転校生「決着は着かない……？それは違うよ」
ボオオオオ
高菜（入港の汽笛……！？旅のしおりでは、入港は十一時。この試合が始まったのが十時だから……もう一時間が経過したのか！？）
刀「……まだやってたのかお前。俺、先に旅館の部屋行ってるから」ｽﾀｽﾀ
高菜「かっ、刀……！」
転校生「決着なら着くよ……二十二時間後、バッジ数が四個未満のプレイヤーは敗退だからね」
高菜「そ、その時はお前も敗退だろう！どうしてそんなっ、道連れめいた真似を……！」
転校生「さぁ……これが僕のバトルスタイルだから。としか言えないな」
転校生「それで、どうする？二人仲良く敗退か……時間切れで君だけ負けてくれるかい？」
審判「８ターン目開始から九分経過。後一分以内にセットしなければ、失格とします」
高菜「あ……あぁ……！」
高菜（『防御』と『溜め』、『防御』と『溜め』、どっち、どっち！）ｸﾞﾙｸﾞﾙ
１．たたた『溜め』！
２．ぼぼぼ『防御』！
↓１
（１、２のどちらかを選んでください）
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