【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」照月「その35!」【安価】
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◆0I2Ir6M9cc
[saga]
2020/01/11(土) 00:49:40.38 ID:btZXsrl/0
その後も彼と彼女の、海の底からの攻防は続いてゆく。人が善意を持つ限り、人が悪意を持つ限り……その争いが終わることは無い。
彼女の絶望を支配する力は日に日に強くなっていき、同時に彼が宿す希望を司る力も強くなってゆく。
深海棲艦の脅威も激しさを増していき、艦娘達の精神も不安定になるが……それを彼が食い止め、艦娘達の希望を繋ぎ止める。
そしてようやく、彼にとって……待ち望んでいた、運命の瞬間がやって来る。
ショタ提督「………」
ショタ提督(……まさか、僕とナトリが初めて出会った場所に……鎮守府が建設されるだなんて)
ショタ提督(僕がこの地に具現化して、もうどれ程の時が経ったことだろう……だけど、はっきりと思い出せる……)
ナトリ『貴方のことを考えると、胸がドキドキして……貴方の顔を見ると、嬉しくなって……』
ナトリ『……一緒に過ごす内に、貴方のことが……好きになっちゃったみたい』ギュッ
ナトリ『ずっと、一緒にいたい……この温かさを、ず〜っと感じていたい……』
ショタ提督「……っ」ジワッ
ショタ提督(ナトリ……僕、信じているから……きっと、いつか……再会出来ることを……)
ショタ提督「……!」
ショタ提督(早速、ここで新たな艦娘が生まれたようだ。よし、僕の力を…………ッ!?)
彼は目を疑った。生み出された艦娘は名取、グレカーレ、朝風、U-511。ここまではただの偶然で片付けることが出来た。
しかし彼は名取達に、妖精達を通じて己の力を込めようとした時……その魂を見て、気が付いたのだ。
―――
朝風「……?」キョロキョロ
U-511「………」キョロキョロ
名取「……?」キョロキョロ
グレカーレ「………」キョロキョロ
妖精達「どうして、周りを見てるの?」
名取「……そう、いえば」
グレカーレ「どうして、かな……」
妖精達「……まさか、自分達が艦娘という自覚が無かったりは……しないよね?」
朝風「いや、それは大丈夫だけど……」
U-511「……うん。私は、艦娘……」
名取「……艦娘、だよね。うん……」
グレカーレ「深海棲艦と戦う為に、生み出されて……」
50周目ヒロイン「………」
50周目ヒロイン(……やっぱり、引っかかる。私は、艦娘……それは間違いない……)
50周目ヒロイン(だけど、違う……そうじゃなくて、えっと……)
50周目ヒロイン(……あれ?私、今……そもそも、何を探そうとして……?)
―――
ショタ提督「……同じ、だ」ウルッ
ショタ提督(僕が出会った、グレ、アサカゼ、ユー……そして、ずっと会いたかった……ナトリと……同じ"魂"だ……)ウルウル
ショタ提督(見間違えるはずが、無い……あの魂は、僕に温かい気持ちを注いでくれた……ナトリ達だ……)ウルウル
ショタ提督(僕が初めて恋愛感情を抱いた……ナトリの魂だ……やっと、会えたんだ……!)ウルウル
そう。名取達は、正しく輪廻転生を遂げた……ナトリ達だったのだ。彼は気が遠くなる程の時を待ち続け、ようやく再会を果たすことが出来たのだ。
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