【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」照月「その35!」【安価】
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771: ◆0I2Ir6M9cc[saga]
2020/01/11(土) 00:05:07.71 ID:btZXsrl/0
しかし、何も悪いことばかりが起きた訳では無い。

覚えているだろうか?彼と彼女が合体したことで拒絶反応が起こり、互いの力をばら撒いてしまったことを。

その力はあらゆる場所に飛び散り、時には人間に、時には艦娘に宿り、そして……深海棲艦とて例外では無いのだ。

―――

21周目父「……ショタ提督を見守る会、か」

戦艦棲姫「そんな組織が発足してたのね……」

ヲ級(見守る会)「……はい」

レ級(見守る会)「争おうとする深海棲艦が馬鹿なんですよ!」

カ級(見守る会)「………」

―――

ショタ提督「……まさか、争いを好まない深海棲艦が生まれるだなんて」

ショタ提督(最初は驚いたけれど、彼女達の魂を見て……納得した。彼女達には、僕の力の欠片が宿っている……)

そう。『ショタ提督を見守る会』を発足した深海棲艦達の魂は、彼がかつてばら撒いた……温かくて優しい力で包み込まれている。

そのお陰で、彼女らは憎しみに囚われることなく……人類や艦娘の味方となってくれた。

彼女により生み出された存在が、憎悪以外の感情を持って生きてくれる……それだけでも、彼は嬉しかったのだ。

ショタ提督「………」ギュッ

ショタ提督(それだけじゃない。人間と深海棲艦が、共に分かり合い……それどころか、子を成すことさえやってのけただなんて……)

ショタ提督(やはり僕の考えは間違えていなかった。優しさと温かい気持ちを持っていれば……気持ちを通じ合うことが出来るんだ……!)

後に彼女らは、絶望により深海棲艦となってしまった元艦娘達を救うこととなる。

彼女らがいたお陰で、元艦娘達は消滅を免れ……姿こそ深海棲艦であるものの、艦娘だった頃の……

絶望に支配される前の、温かい心を取り戻すことが出来たのだ。


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