【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」照月「その35!」【安価】
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643: ◆0I2Ir6M9cc[saga]
2019/11/21(木) 22:06:17.54 ID:A0yYdP+m0
名取?「……もしかして、自分のことが分からないの?」

「自分の、こと……」

グレカーレ?「うん。お名前とか、どこから来たのか、とか……」

「……分からない」

朝風?「……!」

「分からない……何も……」

U-511?「もしかして……倒れてた時に、覚えてたことを忘れちゃったの……?」

「………」

名取?達「………」ジー…

名取を始めとする艦娘と似た容貌の彼女達は、彼のことを心配していた。それと同時に……不思議な感覚を抱いていた。

彼を見ていると……胸の奥が温かくなっていく。初対面であるはずなのに、長年共に過ごしたかのような安心感が芽生えるのだ。

名取?「……あの」

「……?」

故に彼女らには、彼のことを見捨てるという選択肢等無かったのだ。

右も左も分からないであろう彼を、何とかして助けたい。そう考えた彼女らは……

名取?「……私達の住処に、来る?」

「……すみか?」

グレカーレ?「あっ、それ良いかも!」

朝風?「私も同じこと考えてたわ!」

U-511?「……賛成」

彼を保護し、自分達が住む居住地へ連れて行くことにしたのだ。

彼の記憶が蘇るまでを共に過ごす。危険があれば、自分達が彼を守る。

名取似の少女がそう言うと、残りの3人も即座に同意した。文字通り、"以心伝心"である。


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