【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」照月「その35!」【安価】
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635: ◆0I2Ir6M9cc[saga]
2019/11/14(木) 00:00:36.18 ID:HlOCdbnV0
そう。場をかき乱すことに関しては右に出る者はいない……42周目提督である。

覚えているだろうか?彼は1度、自力でタイムマシンを開発し、起動したと同時に"遥か遠くの過去へ飛ばされた"ことを。

42周目提督「株や競馬でボロ儲けしようとしてただけなのに!何でこうなっちまうんだよおおおおおおおおおおおッ!!」

42周目提督「気がついたら真っ暗闇って時点でアレなのにさぁ!何十年何百年何万年何億年何兆年!いやそれ以上待っても一向にビッグバンが起こらないってどう考えてもおかしいだろうが!?」

42周目提督「流石の俺でも我慢の限界なんだよッ!!とっとと爆発して宇宙作りやがれやゴルァアアアアアアアアアアアッ!」

彼はあろうことか、この世が創造される前に遡ってしまい……以後、気が遠くなるほどの時を待ち続けたのだ。

いつかはビッグバンが発生し、そのまま時の流れに身をゆだねていれば元の時代へ追い付くはず……彼はそう考えていた。

ところがどれだけ待っていてもビッグバンはおろか、爆発の予兆さえ感じられない。そのことにイライラを感じていた彼は、ついに我慢の限界を迎えた。

(そ、そんな!?ここは生物が生存出来るような環境では無い!それ以前に物質さえ存在不可能であるはず……)

このような異常事態は、流石に神とも呼べるその存在も想定外であったのだ。

目の前で怒り狂う42周目提督の姿に、その存在は驚愕して呆然としていた。

そして42周目提督は、怒りのままにとんでも無いことをしでかしてしまう。

42周目提督「畜生!こうなったら俺が直々にビッグバンを起こしてやるッ!!」シュバババババッ!

(どこからともなくミサイルや爆発物を取り出した!?そんな物をどこに、どうやって隠し持って……いやそれより先に彼を止めなければ!)

焦ったその存在は咄嗟に彼の精神に干渉し、怒りを鎮めようとする。しかしその行動がまずかった。

「ッ!?」

(な、何だこれは!?思考が支離滅裂で何を考えているか分からない!?)

42周目提督「むっ!?俺様の心に語り掛けてくる奴は誰だ!?」

(しまった!気がつかれてしまった!?)

42周目提督「誰かは知らねえけどなぁ!邪魔するっつーなら容赦しねーぞ!うおりゃあああああああああああああああっ!」ブンッ!

バシィッ!!

「はぐっ!?」

42周目提督は何と、いつの間にか手に持っていたハリセンで、その存在を力任せに叩いてしまう。

するとその存在は、想定外の"力の相互反発"を受けてしまったことで暴走し……

「うぅっ……ぁ、ぁぁぁぁああああああああああああッ!!」カッ

42周目提督「へ?」


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