【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」照月「その35!」【安価】
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573: ◆0I2Ir6M9cc[saga]
2019/11/05(火) 23:58:15.04 ID:u9DdEpAa0
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ショタ提督「……っ!」

ショタ提督(そ、そんな……何で……いや、落ち着け。これはただの偶然……偶然のはずだ……)

朝風「……ねぇ、司令官」

ショタ提督「……何、かな」

朝風「36周目提督って……1度、転生してるのよね?」

ショタ提督「……そう、みたいだね」

朝風「司令官は……転生って、信じてる?」

ショタ提督「………」

彼女の目は透き通っている。迷いが無く、その目には彼の顔が綺麗に映し出されている。

まるで確信を突き、彼に何かを確認するかのように……その目は彼を捉えている。

ショタ提督(……本当に、ごめんなさい)グッ…

だが、彼女は"偶然"……"無意識の内に"、この質問を投げかけていることは……

彼は当然ながら、既に"把握"している。だからこそ、彼は……その質問に対し……

ショタ提督「……どうだろう。36周目提督さんが嘘を言っているとは思わないけど……僕としては、半信半疑かな」

朝風「そうなの?」

ショタ提督「だって、証明しようが無い。仮に大和さん達の危機を救ったと言われても、僕達にはただの偶然と受け止めることも出来てしまう」

朝風「………」

ショタ提督「もちろん、36周目提督さんが本当に転生した可能性もあるけど……やっぱり、全てを信じるのは難しいかも」

朝風「……そっか。そうよね、何言ってるんだろ、私……」

ショタ提督「……っ」ググッ…!

ショタ提督(ここで、話す訳にはいかない……まだ、ダメなんだ……!リスクがあり過ぎる……!)

歯を食いしばる勢いで、彼は全てを打ち解けたい気持ちを抑え込む。

己の目的を無事に達成してからでなければ、最悪……大きな失敗をしてしまう可能性がある。

故に彼は、罪悪感に耐えながら……目的の為に、彼女らの為に……隠し続けなければならない。


----との--- コンマ一の位×2.0 上昇

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