【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」照月「その35!」【安価】
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362: ◆0I2Ir6M9cc[saga]
2019/10/06(日) 22:38:47.70 ID:vkJY00wX0
ショタ提督「………」スタスタ

ショタ提督(どの鎮守府の提督も、皆……艦娘達の為に頑張ってくれて……)

ひとしきり話し終えた彼は鎮守府に戻っていた。

どの提督達も個性こそ違えど、艦娘の為に努力する姿は……彼にとって、感謝の気持ちを抱くことだった。

『そうなの?』

ショタ提督「………」

ショタ提督(この感じ、それにこの声……)チラッ

名取「31周目提督君、笑顔を見せることが多くなったんだ……え?こっちの様子?」

名取「大丈夫だよ。提督、物静かだけど良い子だもん。ありがとう、31周目鎮守府の私。心配してくれて」

ショタ提督「………」

ショタ提督(やっぱり……電話の相手は、“別の”名取さんか……)

名取は自室でスマートフォンを使い、31周目鎮守府の自分自身に電話をかけていた。

各地で建造が行われる以上、同一の艦娘が複数人存在することは特に珍しいことでも無い。

むしろ同一存在同士だからこそ意気投合する場合が多い。目の前の彼女が良い例である。

ショタ提督「………」

ショタ提督(艦娘を建造で生み出す以上、どうしても同じ姿・名前・性格の存在が数多く存在する……)

ショタ提督(だけど、決して……皆が皆、全く同じという訳じゃない。変えが効く存在じゃないんだ……)

彼は“知っている”。同一の艦娘が複数存在出来るからこそ……彼女らをまるで道具のように酷使する人間を。

そして、絶望してしまった彼女らの心が壊れ……悲劇的な結末を辿ってしまった例が存在することを。

ショタ提督「………」グッ…

ショタ提督(皆、それぞれが生きているんだ……例え、“元が同じ”だったとしても……)

彼は彼女らの存在について、誰よりも“知っている”。だからこそ、こうした事実が胸に深く突き刺さる。

名取「あー……46周目鎮守府の私は、相変わらずなんだね……」

ショタ提督「………」

ショタ提督(いけない。僕まで、負の感情に支配されてしまっては……今は、皆と……名取さん達と、交流することが大事なんだ……!)


提督の行動

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