【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」照月「その35!」【安価】
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309: ◆0I2Ir6M9cc[saga]
2019/10/01(火) 23:45:55.18 ID:wS1G4TLV0
《-- 88 --》……末広がり


ショタ提督「………」

とは言え、やはり彼は少し驚いていた。彼女は彼が何かを言うまでも無く、彼の“心情”を僅かに見抜いたのだから。

無論、全てを見抜いた訳では無い。しかし、それでも……彼にとっては、“繋がり”を意識することだったのだ。

ショタ提督「……こういうのを、以心伝心と言うのかな」

名取「……え?」

ショタ提督「名取さん。どうして僕が、海では無い何かを眺めていると思ったの?」

名取「それは……何となく、です」

ショタ提督「何となく……」

名取「顔を見て、そうなのかなって……」

ショタ提督「………」

ショタ提督(やっぱり、僕がここにいるから……なのか)

名取「……提督?」

ショタ提督「………」

彼は自らが影響を与えていると考えた。と言うより、それ以外の理由が存在し得ないからだ。

無意識の内に、彼の心情を僅かに見抜いた彼女。その事実は、彼の“心”を少しばかり揺れ動かせた。

ショタ提督「……うん。少し、色々なことを考えていて」

名取「色々なこと……」

ショタ提督「だけど、大丈夫。少なくとも、悩んでいる訳じゃない」

ショタ提督(そう。悩んではいない……むしろ、既に……)


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