【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」照月「その35!」【安価】
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306: ◆0I2Ir6M9cc[saga]
2019/10/01(火) 23:29:02.77 ID:wS1G4TLV0
名取「………」

名取(提督が海を見ている理由は、私には分からない。だから……)スッ…

ガチャッ…

ショタ提督「………」クルッ

彼女は静かに部屋の中へ足を進める。すると足音を聞いた彼は当然振り返り、彼女を見る。

しかし驚いている様子は無い。まるで最初から彼女の存在に気がついていたかのように、落ち着いて彼女と対話する。

ショタ提督「……名取さん」

名取「え、えっと……歩いていたら、提督がずっと海を眺めているのが見えて……」

ショタ提督「………」

名取「……お邪魔でしたら、ごめんなさい」

ショタ提督「……ううん。そんなこと、無いよ」ニコ…

名取「あっ……」

名取(柔らかくて、温かい笑顔……そういえば、この感覚……どこかで……)

彼は静かに微笑む。その笑顔を間近で見た彼女は、彼と初めて出会った時と同じ違和感を覚える。

だが、今は自身のことを考えている時では無い。目の前にいる提督に、海を眺めている理由を聞くのが先だ。

名取「………」フルフル

名取(ううん。今は提督のことを考えないと……)

名取「……提督。何を見ていたんですか……?」

ショタ提督「え……?」

名取「海を眺めていたみたいですけど、その……何か、別のものを見ているような気がして……」

名取「それこそ、悩みとか……あ、あのっ、勘違いでしたらすみません!」

ショタ提督「………」

ショタ提督(“何を”、か……)

彼は一瞬だけ不思議そうな顔をするが、すぐに穏やかな表情へと戻る。

彼は一瞬、彼女に真意を見抜かれたかと考えたが……それは違うと気がついたのだ。

もし、真意を見抜かれていたとすれば……これほど冷静に会話することなど、出来ないはずなのだから。

ショタ提督「………」


反転コンマ判定:提督の対応は?

01〜49:「……何でもないよ。ありがとう、心配してくれて」
----との---上昇率:小 ×1.0
50〜98:「少しだけ……懐かしい思い出に、ふけっていたんだ」
----との---上昇率:中 ×1.5
ゾロ目:「……こういうのを、以心伝心と言うのかな」
----との---上昇率:大 ×2.0

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